口腔外科

親知らずが痛い~口腔外科~

親知らずが痛い~口腔外科~

親知らずの処置、顎関節症、口内炎、お口のケガ……。お口まわりに 虫歯歯周病のほかにも、様々なトラブルが生じることがあります。これらのお口まわりのトラブルに対処する診療科が口腔外科です。

こちらでは練馬駅西口から徒歩7分の歯医者「すずしろ歯科」の口腔外科治療についてご説明します。当院の院長は口腔外科の出身であり、様々な症例に対処してまいりました。現在も口腔外科学会に所属しており、口腔外科に力を入れて取り組んでいます。安心してご相談ください。

お口の様々なトラブルは口腔外科で

お口の様々なトラブルは口腔外科で

口腔外科とは、親知らずや回復不能な歯を抜歯したり、舌や唇、頬などお口まわりに発生した病気を外科的な処置で治療したりする診療科目です。
とくに、親知らずが痛んで処置に悩んでいる方、放置しておくことで、まわりの健康な歯に影響を与えることもありますので早めの対処が必要です。

親知らずは早めの対策を!

親知らずは早めの対策を!

親知らずとは、大人の歯の中でももっとも奥に生えてくる永久歯で、中央の前歯から数えて8番目の歯です。正式な名前は「第三大臼歯」といい、「智歯(ちし)」とも呼ばれています。通常は、17歳頃から20代前半にかけて生えてくる歯です。

親知らずは一般的には上下2本ずつ、計4本ありますが、すべての方が必ず生えてくるというわけではありません。実際に、親知らずがまったく生えてこなかったり、一部しか生えてこなかったりなど、様々なケースが見られます。

親知らずは早めの対策を!

親知らずが生えそろわない理由として、現代人のあごの骨格が小さくなってきていることも一因といわれています。親知らずが生えるスペースが不足しているために、斜めに生えてきてしまったり、一部だけ生えてきてしまったりすることがあるのです。

親知らずがきちんと生えてこないと、親知らず自身やそのまわりの歯に悪影響を及ぼすことがあります。ブラッシングが不十分になって、歯周病や虫歯にかかるリスクも高まるため、早めの対処を検討しましょう。

なお人によっては、先天的に親知らずがまったくない方もいらっしゃいます。一方で、親知らずが表面に見えていなくても、レントゲン撮影をすると深い場所に埋まっていることが確認できる場合もあります。気になる方は、歯科医院で一度チェックを受けるとよいでしょう。

親知らずを抜く?抜かない?

親知らずの存在によって、しっかりブラッシングしていても虫歯になったり、歯ぐきが腫れたりするトラブルが増えてきています。親知らずを抜いたほうがよいのか、抜かなくてよいのか、一般的には次のように判断するとよいでしょう。

親知らずを抜いたほうがよい場合 親知らずを抜いたほうがよい場合 親知らずを抜かなくてよい場合 親知らずを抜かなくてよい場合
  • 親知らずが虫歯になっている。
  • 親知らずのまわりが歯周病になっている。
  • 何度も腫れたり痛んだりする。
  • 親知らずが周囲の歯を押すなど、歯並びを乱す原因となっている。
  • 完全に深い位置に埋まっている。
  • 一部分が見えているが、腫れや痛み、虫歯などがない。
  • 正常にまっすぐ生えている。
  • 将来、再植やブリッジの支えなどに利用できる可能性がある。

親知らずを抜く、抜かないの判断は、親知らずの生え方によって異なります。親知らずの対処については自己判断せず、早めに当院へご相談ください。

親知らずの抜歯の流れ

親知らずの抜歯について、抜歯当日からの流れをご説明します。当院ではできるだけ痛みの少ない麻酔を行って、患者さんの負担の軽減を目指しています。

Step1

表面麻酔

麻酔注射の針を刺すときの痛みを軽減するため、針を刺す部位に表面麻酔を塗布します。
Step2

麻酔注射

麻痺した部位に麻酔注射を行います。「親知らずのまわりの歯肉から麻酔をかけていく方法」と「親知らずの奥にある太い神経を麻痺させる方法」のうち、適している方法で行います。
Step3

抜歯する

歯が歯肉に隠れている場合には、メスなどを使って歯を露出させてから抜歯を行います。また抜歯時に歯冠が引っかかる場合は、その部分を削って分割してから取り出します。
Step4

歯根を抜く

残っている歯根を抜きとります。
Step5

歯肉の洗浄

抜歯により開いた歯肉を洗浄して感染を防ぎます。
Step6

歯肉の縫合・消毒

歯肉を縫い合わせてから、翌日に消毒を行います。
Step7

抜糸する

親知らずの抜歯後、7~10日経過してから再度来院していただき、抜糸します。